年賀状を用意する時期になりました。
海外の友人にも出すこと、喪中の友人にも
お見舞いとしてお送りできることから、私は
年賀状ではなくクリスマスカード派です。
でも、そのクリスマスカードもジーク&ラインが
逝ってしまってから作れなくなってしまいました。
カードの準備をする時期と彼らが旅立った
時期が重なるせいか辛くなってしまうのです。
2012年のカードに使った写真↓
数日前、母と年賀状について話していた時に
お友達とのエピソードを聞かせてくれました。
ある年にご家族を亡くされたお友達。母は
喪明けした翌年に年賀状を送ったそうです。
そのご友人から「喪は明けたけれど、年が
明けるのがおめでたい気持ちになれません。
お気持ちは嬉しいのですが、今後も年賀状は
失礼したいです」と、葉書が届いたそうです。
人間のご家族を亡くされたこの方と、動物の
家族を亡くした私の気持ちを一緒と言うのは
失礼かと思いますが、私も同じ気持ちです。
私の場合、日常生活をきちんと送れる私と
彼らを見送った時点で止まったままの私の
2人の私が共存しているような感じです。
カード作りは彼らとの思い出に直結するので、
この3年は、カードのデザインは考えられても
どうしてもカード作りに取り掛かれません。
カードを作れる日、生きているうちに来るのかな…。
母のお友達にも私にも「年が明けるのが
おめでたい」と思える日が来ますように