仏教徒の私には関係ないのですが、今日は
キリスト教では全ての死者の魂に祈りを捧げる
万霊節。日本のお盆のような感じと言われます。
数年前、リヒャルト・シュトラウスが作曲した
「万霊節」という歌曲を聴く機会がありました。
当時は「綺麗な歌だなぁ」と思っただけでしたが、
最近になって歌詞を読んでみて、ぐっときました。
亡き恋人への変わらぬ想いが歌われており、
私はジーク&ラインを思って涙してしまいます。
特に「手を差し出して。僕がそっと握れるように」
という一節。私はジーク&ラインの手(前足)を
むぎゅっと握るのが好きでしたが、それは二度と
叶わないという歌なので、悲しみが深まります。
大きくて男らしい手の持ち主だったジーク。
ラインの手は大きいけど可愛かったね。
「あの優しい眼差しを一度でいいから見せて」
という一節も身につまされて涙がこぼれます。
まもなくラインが逝って1年経つというのに、
秋は感傷的になってしまうからなのか、最近は
外出中にもふとしたきっかけで沢山の思い出が
よみがえってきて泣いてしまうこともしばしば。
ジーク&ライン、心配しているよね。ごめんね。