ジーク&ラインとピアノ弾きのゆったりLife

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ラメントな1日

今日fbで、「ペット達も大好きな家族との思い出を

大切に感じ、それを愛おしく思いながら家族との

時間を過ごしているのだ」というものがありました。

 

記事で取り上げられていたワンちゃんは、死期が

迫って足腰が弱っていた状態なのに昔よく遊んだ

公園へ行き、自分のボール(公園でよく遊んでいた

けれどなくなっていたもの)を地面から掘り出して、

その側で亡くなっていたそう。その子にとって楽しい

思い出だったのだと飼い主さんも思ったそうです。

 

その記事を読みながら、ジーク&ラインにとっての

いちばんの楽しい思い出は何かを訊いてみたくなり、

いろいろな事を思い出しながらしばし涙が流れました。

 

こういった日常の1コマも私には大切な思い出です↓

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夕食後の練習を終えてネットサーフィンをしていたら、

里親さんのもとで幸せに暮らしていたワンちゃんが

亡くなったという記事を発見。その子の仮親だった方が

里親さん達へ「さよならのかわりに」という歌をプレゼント

されていて、その歌を聴いたらまた涙が零れました。

 

歌われる言葉は何度も見聞きした内容ではありますが、

暮らしていた動物を失った経験がある方なら、それが

何年前であってもきっと涙が流れるだろうなと思います。

 

今日のタイトルの「ラメント」は「哀歌」を指すのですが、

この曲は暗くはなくて、とてもやさしい雰囲気の曲です。

 

今練習中で7月のコンサートのメインプログラムである

チャイコフスキーのピアノトリオはチャイコフスキー

友人の追悼のために書いた曲ですが、こちらも全編を

通して暗く悲しいわけではありません。楽しい思い出も

回想しているのよね!と思わせてくれる素敵な曲です。

 

悲しいけれど素敵な日々も思い起こさせてくれるような

「さよならのかわりに」に出会ったことも、約3ヶ月かけて

チャイコフスキーのピアノトリオに取り組んでいくことも

今の私に意味があることだと思うので、逃げたりせずに

「ラメント」としっかり向き合っていこうと思います。